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サンセリテ青山
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元カレより高スペックな相手を探している人必見!その条件で幸せになれる?

ファイルを見つめる女性

失恋してしまい、その悲しみを乗り越えるために婚活を始める女性も多いようです。でも結婚相談所の入会時に「前の彼が医者だったから医者かそれ以上の人がいい」「元カレが慶應卒だったから慶應以外なら東大で」「年下の彼と付き合ってきたので年下を紹介して欲しい」・・・という人がいるのも事実です。
婚活を頑張るのはいい事ですが、こういう考えで条件を付けるのはちょっと問題かもしれません。その理由を考えてみましょう。

目次

理想の相手は元カレ???

失恋した女性

婚活では確かに「ここは譲れない」という条件は必要です。しかし、その条件そのものが何かによってゆがめられているのだとしたら・・・皆さんは幸せになれるでしょうか。

なぜ元カレが婚活の条件になってしまうのか

結婚相談所に限らず、相手の条件を「元カレ以上」としてしまうのは、元カレにまだ少なからず未練があるか、高スペックの相手を見つけて元カレを見返したい、という気持ちが強いのではないかと考えられます。
前回、元カレと出会ったのが偶然でも必然でも、皆さんはその元カレのスペックに惹かれて交際を始めたのでしょうか。中には「どうしても医者と結婚したかった」という人もいるでしょう。そういう場合はそれが第一条件になるのでここでは触れませんが、多くの人は「相手がたまたま医者だった」「慶応卒だった」というだけで、惹かれたのは他の部分が大きかったのではないかと思います。しかし、分かれた悲しみや未練、見返したいという思いなどに縛られた結果、「元カレ以上でなければ意味がない」と思いこむようになってしまったのではないでしょうか。それはもう「元カレの呪縛」と言っても過言ではありません。

思い出は色あせない

世の中には他にたくさん男性がいますが、元カレは世界にたったひとりです。共に過ごした時間も長く、思い出もたくさんあることでしょう。思いにとらわれている時は、ふとしたことでも彼の事を思い出してしまうはずです。新しい出会いがあってデートやお見合いをしても、「彼はコーヒーには必ず砂糖を入れていたのよね・・・」とか「彼の趣味はスケボーで、良く教えてもらったわ・・・」などと考えてしまい、相手の話にも上の空になることもあるかもしれません。忘れようとして婚活をしているはずなのに、目の前の男性が彼でないことを悲しく思ってしまったり、わざわざ時間を取って会ってくれた人に申し訳ないと思ってしまったりということもあるでしょう。
「彼との思い出」は、考えるたびに素晴らしいものとして輝きが増し、新たな出会いを妨げている可能性は十分にあると思います。

なぜ結婚しなかった・できなかったか考えてみよう

お茶をする女性

元カレとはそれなりにお付き合いの期間があったにもかかわらず、結婚には至らなかったのはなぜか考えたことはありますか?「自分が悪かった」ではなく客観的に見て行くことによって、気が付くこともあるのではないでしょうか。

女性がお別れした理由

自然に出会い、お付き合いも続けて来たけれど、「この人との結婚はないかも」と思って別れた人もいるのではなないでしょうか。女性から別れた理由で多いと考えられるものは以下のようなものがあげられます。

・浮気癖やお金の貸し借り

例えば女性やお金にルーズであった場合、この先一緒に暮らしていけるか不安になりますよね。浮気や他人からお金を借りることに「罪悪感」のようなものがない人は、何度怒っても必ず繰り返すものです。このような根本的なモラルが男性に備わっていない場合、先々必ず苦労するはずだと多くの人は考えることでしょう。

・相手がきちんと向き合ってくれなかった

仲良く付き合っていても、二人は全く同じ環境で育ってきたわけではありません。本来であればいろいろと話をしながらお互いを良く知って行くものでしょう。しかし、「なぜそんなことをするの?」「なんでそんな風に考えるの?」と言った素朴な疑問に対して、「別に理由はない」とか「なんでそんなこと聞くんだ?」というような返事では相手を理解するのはなかなか難しいですよね。こんな調子の人と結婚してやっていくのは不安だと思っても仕方がないのではないでしょうか。

・結婚より自分の夢を追い求める人だった

相手の男性が一般的になかなか叶えるのが難しい夢を持ち続けている場合も、女性が結婚をためらうことが多いです。ミュージシャンや俳優など、若いうちは「頑張って!」と応援できますが、ある程度の年齢になればその道で食べて行けるかどうかはある程度見えてきます。
ずるずると付き合い続けても自分は幸せになれないと女性が考えても当然と言えるでしょう。

男性がプロポーズしなかった理由

男性は女性に比べて「恋愛」と「結婚」を分けて考える傾向があるようです。好きだから結婚するというシンプルな考え方ではない場合も多いのかもしれません。

・何となく付き合っていた

女性から付き合って欲しいと言われれば、悪い気がしない男性は少なくありません。「割と可愛いし、まあいいか」という場合もあるのではないでしょうか。しかし、恋愛するのは問題なくても結婚となれば話は別。服やメイクにばかり気を使う美人では、結婚してから金銭的に大変だと思われるかもしれません。甘えん坊も付き合っている時期だから許せるもので、結婚してからもべったりではうんざりすると考える人もいるでしょう。結婚を前提にしていないから付き合えていた、という可能性は否定できません。

・結婚願望がなかった

そもそも最初から結婚する気がなかった、という場合もあります。恋人は欲しいけど縛られたくない、遊べる相手がいればいい、と言った理由で付き合っている男性は少なくないようです。
もちろん考え方が変わる時もあるかもしれません。しかし、少なくとも女性が結婚したいと思った時点では、彼は結婚そのものを考えていなかったのではないでしょうか。その気がないのに結婚してくれる男性はまずいません。

・タイミングが合わなかった

男性の中にも「結婚するなら彼女だ」と思っている人はいます。ただ、結婚というのはタイミングが重要なことも多いのです。女性は子供を産む時期が決まっているので、ある程度の年齢になれば結婚について考えますが男性はそうとは限りません。「まだ早い」とか「今じゃない」などと考えている場合、残念ながら上手くいかないこともあります。

婚活で新しい出会いを引き寄せるには

デートする男女

ある程度、心の整理が付いたら新しい出会いを探しに行きましょう。ここでは婚活を成功させるポイントについてご紹介します。

元カレと比較しない

元カレがどれだけ「素晴らしい人」だったとしても、結果的には結婚にはたどり着かなかったというのが現実です。どちらが悪いという問題ではなく、事実は事実として受け止めましょう。
新しく出会う相手は元カレではないと心に刻み、相手の良さを見るように心掛けてください。例えば、お見合いの席で相手が紅茶を頼んだとしても、「彼はコーヒー党だった」などと考えずに、「男性はコーヒーを飲む人が多いと思っていましたが、紅茶がお好きなんですか?」とさりげなく聞いてみたりするのもいいのではないでしょうか。もしかしたら「仕事でイギリスに行った時に紅茶に目覚めた」とか「母が紅茶党で家ではいつも紅茶を飲んでいる」と言ったような返事が返ってくるかもしれません。
元カレの呪縛にとらわれて新しい相手を自分の中で比較し、勝手にダメだと決めつけるのは確実に出会いを妨げていると自覚しましょう。

いろいろなタイプの人に会ってみる

元カレの呪縛から逃れるために、もうひとつできることとして「いろいろなタイプの人」と会うという事も有効です。今までは元カレ一辺倒だった考え方が、多くの人と話をすることによってまた違った見方ができるようになるからです。もちろんここでも安易な比較はせず、友達と話をするように素直に聞いたり話したりするようにしましょう。
今までの「○○でなくちゃダメ」を、「最低限このラインならOK」と条件の幅を持たせることで、今までなら出会えなかった人と会うことができるようになります。大学の校風や企業風土、職業の違いで男性の考え方も大きく異なることに気付くのではないでしょうか。その気付きが確実にあなたを「呪縛」から解き放ってくれるはずです。

新しいチャレンジをしよう

以前は「女性は失恋したら髪を切る」などと言われていました。これは昔の女性は夫の死後には髪を落として仏門に入るので、「失恋=髪を切る」につながったのではないかという説があります。長く美しい髪は女性の自慢でもありますが、髪には思いがこもるとも言われていますので髪を切ることは悪い事ではありません。
髪を切る以外にも、洋服やメイクの印象を変えるとか今までやったことがなかった習い事をしてみるというのもいいでしょう。ずっと元カレの趣味に合わせてきたという場合には、思いっきり自分の趣味に走るのも大いに気分転換になるはずです。笑顔は何物にも代えられない一番の魅力。それを自分の手で曇らせるのはもったいないと思いませんか?

まとめ

女性は新しい彼ができてしまえば「元カレ?そういえばそんな人いたね~」なんて思うようになるものです。削除はできなくても上書きは得意な生き物なのかもしれませんね。
でもそれは、新しい出会いがあってこその話です。いつまでも元カレにとらわれて「元カレよりも高スペックな人探し」をすることは、まさに不毛な「心の消耗戦」と言えるでしょう。せっかくお互いが結婚という目標に向かって努力している場に身を置いているのですから、勝ち目のない思い出との勝負を続けるよりも、新しい出会いを探しましょう。

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