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サンセリテ青山
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「いい人がいたら結婚したい」という人は、本当に結婚したがっているの?

大人デート

独身者に結婚しないの?と聞くと、「いい人がいたら結婚したいんだけど・・・」という返事がたびたび返ってきます。親や親族などからの問いをかわすのに便利な言葉ですが、その意味をよく考えたことがありますか?
婚活という場では、このフレーズはなかなかの曲者(くせもの)なんです。本気で結婚したいと思っている人は、自分で使うのも、使っている人に出会うのも、ちょっと注意をした方がいいかもしれません。

目次

「いい人がいたら結婚したい」という言葉から受けるもの

カフェでおしゃべりする女性

受け取り方はいろいろだと思いますが、「いい人がいたら・・・」という言葉からはあまり積極的に相手を探しているという印象を受けません。ここではこの言葉の持つ意味を考えてみたいと思います。

今の気持ちに近いものはどれですか?

婚活アプリやパーティーなどで良く聞かれる質問のひとつに「結婚に対して今の気持ちに近いものはどれですか?」というものがあります。選択肢は大体こんな感じです。もし、皆さんがこの選択肢の中からひとつ選ぶとしたらどれにしますか?ちょっと考えてみてください。

①なるべく早く(すぐに)結婚したい
②2~3年の内には結婚したい
③いい人がいたら結婚したい
④まだ(今のところ)結婚は考えていない

婚活をしている人であれば①、せめて②を選んで欲しいところですね。
この①~④は上から結婚願望が強い順に並んでいます。この4択で「いい人がいれば・・・」は下から2番目。つまりそれほど積極的とは言い難いのではないかと感じてしまうのです。

いい人ってどんな人?

上の選択肢で③を選んだ人に聞いてみたいのは「あなたの考えるいい人はどんな人か」という事です。おそらく男性なら「美人・可愛い」「料理がうまい」「気が利く」、女性なら「年収が○○万以上」「イケメン」「話が面白い」と言った、かなりざっくりした答えが返ってくるのではないでしょうか。つまり結婚について深く考えていない、もしくは④の「今は結婚を考えていない」に近いものではないかと思います。

「いい人がいれば」は、失礼な!と言われるのを承知で言えば「機会があれば」「都合が合えば」と同じくらいの感覚ではないのかなと感じるのです。

いい人って待っていたら出会えるの?

「いい人がいたら・・・」という言葉には他にも思うことがあります。
1つ目は先ほども言ったように非常に受け身な捉え方をしているのではないかということです。自分の事を深く理解してくれる男性や女性が目の前に現れる・・・というドラマのような展開を待っているように感じます。2つ目は「自然な出会い」を期待している可能性が高いことでしょうか。

こちらのコラムでは良くお話していることですが、平均初婚年齢に達する時点で男女共に半数以上が結婚しています。下のグラフは厚生労働省が発表した『平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況』のデータに令和2年の平均初婚年齢を重ねたものです。晩婚化が進んでいると言われていますが、平成27年の時点でも結婚のピークは27歳となっています。「平均」という言葉に惑わされやすいのですが、40歳・50歳になっても初婚で結婚する人がそれなりに居るので数値は高くなりやすいのです。

平均初婚年齢を超えると相手となる独身の異性はぐっと減りますので、自然に出会えたら・・・という待ちの姿勢では出会うことも難しいという事になりかねません。

初婚件数H27版
初婚件数H27女性

「いい人がいたら結婚したい」という独身者の本音

電話をする男性

では「いい人がいたら・・・」という独身者の気持ちをもう少し掘り下げていきたいと思います。

特に考えていないのでとりあえずそう答えている

「30歳で結婚して35歳までに子供を作って・・・」といったライフプランを考えていなかったり、「こういう家庭を作りたいので相手はこんな人がいい」という条件を出していなかったりする場合、具体的なことは言えませんよね?「いい人がいたら・・・」という言葉を使う人は結婚を自分のライフイベントのひとつだという認識があまりない、もしくは全くない可能性があります。「多分、そのうち相手が見つかるよ」と言っているのとあまり変わらないのではないでしょうか。

アプリやパーティーで書くカードで上記のような問いがあって「いい人がいたら結婚したい」という項目にチェックが入っていたら、正直あまり真剣に結婚相手を探していると考えない方がいいかもしれません。正直、結婚は「生活」であって彼氏彼女の関係ではありませんから、ふわふわしたイメージだけでやって行けるものではないと考えるべきでしょう。

これは結婚相談所でも言えることで、何となく活動している人は口に出さずとも結婚について真剣に考えていない人が一定数いるのではないかと思います。

自然な出会いを待っている

下で紹介しているコラムでも触れていますが、首都圏では若い人たちが日本中から集まってきています。ただし、男性も女性も平均初婚年齢には半数以上が結婚しているという事実を考えると、20代であればともかく、30代でこの言葉を口に出している時点で「本当に結婚する気があるのだろうか」と思ってしまうのです。

もし、アプリを含む結婚サービスを全く利用しないとしたら、異性と出会う場所は非常に限られているのが現実です。最も出会いやすいのが職場ですが、社内恋愛や社内結婚を禁止している企業も多いですし、あえて職場結婚を望まない人も多くなっています。また、以前は上司などがお見合いをすすめてきたりすることも少なからずありましたが、現在ではセクハラになりかねないという理由からそういったことも減っています。

昔の婚姻率が高かったのはこのような職場で相手を見つけるという事が可能だったからではないかと思います。人となりや仕事ができるかどうかなどをしっかりチェックできるので、職場は「自然な出会い」が期待できる場所なのです。社内恋愛や結婚が認められているのであればさりげなくチェックしておくといいでしょう。

本当は結婚したくない

本当は結婚したくない、もしくは当分はその気がないという場合にもこの言葉は使われます。例えば「恋人は欲しいけど結婚という形で縛られたくない」と考える独身男女は少なくないはずです。恋人を探すアプリなどもないことはないですが、こちらは若い人向けかもう少し別の関係を持つための怪しいものになってしまいます。ある程度の年齢に達してしまっている場合、職場などを避けて恋人を探そうとすれば婚活の場に行かざるを得ないのではないでしょうか。ただ、ここで「結婚する気はありません」と宣言してしまうと相手はまず見つかりません。そこで使われるのが「いい人がいれば・・・」というフレーズなのです。

30代40代で「いい人がいれば」と言えるのは「よほど条件のいい男性」に限られます。残念ながら女性は若いほど、男性は収入と学歴が高いほど出会いの機会は多くなります。そもそも初婚年齢を過ぎた時点で未婚者は半数以下ですから、のんびりしていれば出会いの機会は減る一方です。30代以降で「いい人がいれば結婚したい」と言っている人がいたら、その気がないと思っていた方が賢明です。

あなたは結婚したいですか?

くつろぐカップル

「いい人がいたら結婚したい」という言葉についてお話してきましたが、最後に自分はどうなのか?という点について考えて行きましょう。

言葉の真意を確認しよう

自分が「いい人がいたら・・・」という言葉を口にしていたら、これから10年20年と過ごしていく中で、自分はどういう生活を送りたいのかをじっくりと思い描いてみることをおすすめします。

夫や子供と暮らしたら、夫と二人なら、独身を通したら・・・といろいろなパターンを考えて、一番しっくりくるのはどんな生活でしょうか。それぞれのメリットもデメリットはどんなところか、相手がどんな人とならやって行けそうかという事も想像してみてください。

いろいろなパターンを思い浮かべてみた上で、「自分は結婚したいのか、したくないのか」をあらためて考えてみましょう。ここで「結婚したくない」という結論に至ったとしても、何となく出した答えと熟考した結果ではその重みは全く違います。例えば親などに「いい加減に結婚しなさい」と言われても、自分の中で考えに考えた結果であれば揺るがずに説明できるのではないでしょうか。

もちろん、今出した答えがその後変わる可能性は十分にあります。しかし、答えがなぜ変わったのかという理由を理解することで次の一歩を踏み出す時にきっと役に立つはずです。

結婚したいと思ったら全力で動こう

もし、考えた結果「結婚したい」と思ったらすぐに実行に移しましょう。できれば期限を区切って活動することをおすすめします。なぜ期限を区切る必要があるのかと言えば、だらだらとやることに意味がないからです。

例えばやらなければならない仕事があったとき、「明後日までに」と言われれば期限を守ろうと努力しますよね?でも、「いつでもいいからやっといて」と言われたらどんどん後回しになることは目に見えています。婚活も基本的には同じで、長く続ければ続けるほど手抜きになりやすいのです。

時間は限りがあるので「自分の作りたい家庭はこうだから、こういう人を希望する」という条件出しを明確にして、相手を絞り、効率的にお見合いやデートを組んでいくのは「婚活疲れ」を減らすのにも役に立ちます。
もちろん相手がいることなので思ったように進むとは限りません。時には条件を変える(広くする)ことも出てくることでしょう。その時にあらかじめ「思い描いた生活にこの部分は譲れない」という事を考えていれば、妥協可能な部分も見えてくるのではないでしょうか。

間違って欲しくないのは「妥協しなければ結婚できない」と言っている訳ではないという事です。頭の中で考えたものはどこまで行っても想像でしかありません。理想どおりの相手は存在しないのです。相手と上手くやって行くためには「譲り合い」や「忍耐」、「意見のすり合わせ」をしなければならないという事を覚えておいてください。

まとめ

曖昧な考えをしていると、結婚からはどんどん遠ざかってしまいます。自分自身もそうですが、これから出会う相手に対しても同じことが言えます。「婚活をしているのだから相手も結婚したいに違いない」と考えるのは少々危険だと覚えておきましょう。
出会うべきは「本当に結婚をしようと考えている相手」です。そのためにはプロフィールだけでなく、実際話してみることが大切です。その中で「この人は真剣に考えていない」と判断したら、思い切って交際を終了することも必要です。

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