結婚相談所

鹿内 健 × サンセリテ青山 | 結婚相談所 サンセリテ青山


鹿内健

住まい造りと結婚の共通項は「自分を振り返る作業」

一級建築士として、話題のレストランや著名人の別荘などの設計・デザインを手がける鹿内健さん。経営者としても多忙な日々を送る中、昨年11月に入籍し、5月の結婚式に向けて準備を進める新婚さんであります。そんな鹿内さんに、結婚を決めた理由や結婚後の変化、住まい造りとの共通点などについてお話を伺いました。

鹿内健

独立の転機が、結婚への大きなきっかけ

聞き手 : 鹿内さんは入籍されたばかりということですが、結婚に至る経緯などについてお話いただけますか?

鹿内 : 妻は大学の研究室の後輩で、同業者でもあります。卒業後の懇親会で再会し、6年の交際を経て昨年11月に結婚しました。僕は共働き賛成派で、相手からの影響を受けたいと思うタイプなんです。彼女は、独立時などの状況や環境が変わる際に、常に背中を押してくれて「この人がいなきゃ」と強く思えたんです。話が合って、自分の仕事に対して理解があり、その一方でしなやかでふんわりと自分を受け止めてくれたのが、結婚を決めた一番の理由かもしれません。結婚してみると、「意外に強かった!」と気付くことも多々ありますが(笑)

川部 : しっかりとした部分と癒しの部分を両方持つ女性は、結婚相手として素晴らしいですね。ルックスも鹿内さまの好みでいらしたのでしょうか?

鹿内 : う~ん、目鼻立ちがハッキリして好みですね。

川部 : まぁ、きっと自慢の美しい奥様でしょうね。ところで、交際期間が6年と長かったようですが、結婚のタイミングやきっかけというのは何かありましたか?

鹿内 : 自分にとってのこの6年間は、仕事の変化やプレッシャーが大きい日々でした。どうしても素の自分を見せてしまうことも多かったのですが、彼女はずっと自分を信じてきてくれました。だから、恩返しというとおこがましいですが、自分なりの誠意を相手に返したいという気持ちは持っていました。そこに独立という、それまでのシチュエーションがガラッと変わる転機があったのが、良いタイミングになったと思います。

川部 : シチュエーションの変化は、良いきっかけですね。やはり何か転機となるような変化がないと、結婚のタイミングはつかみにくいかも知れません。

互いの領域を尊重するのは強い信頼関係があってこそ

川部 : 結婚されて良かったと感じることは何ですか?

鹿内 : まだ結婚したてで実感がわかない部分も多いですが、幸せや楽しさを感じることは多いですね。この間も休日に二人でキッチンに立って、料理をしていたんですけれど、煮込む間に話すのがすごく楽しかった。一緒にできる趣味も良いのですが、例えばスポーツだと一生懸命にやっている瞬間は、ゆっくり話せないでしょう?料理のように会話ができるようなものは、すごく良いリラックスになっていると思います。?

川部 : 男性で料理好きは良いですね。女性や子供とコミュニケーションをとるのに、大変役立ちます。?

鹿内 : 父が料理人だったので、キッチンに立つことは全く抵抗がなくて、むしろ人をもてなすのが楽しいほうなので。?

川部 : 舌が肥えている男性は素敵です。最近では、食べ歩きをプロフィールシートの趣味欄に書く方が増えてきました。料理のほかに共通の趣味はお持ちですか??

鹿内 : 実は、ほとんどないんです。例えば、彼女は廃墟巡りなんかが好きで…。?

川部 : 廃墟?

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鹿内 : そうです、廃墟のほかに工業地帯の風景なんかも好きなんですが、僕にはそれが理解できない(笑)。僕の趣味になりつつあるカヌーは、1回だけ一緒にやったかな? 同じ趣味というのは少ないかもしれませんが、人間性というか、根幹の部分に共有できる思いや似た価値観があるとわかっているから、まったく問題にならないですね。

川部 : 個人的には、結婚生活ってお互いの見えない部分を見ないでおくことも大切だと思うんです。さらけ出しすぎると、不要な揉め事も運でしまったり。鶴の恩返しではないですけれども、あまりにも気になって全部を見るよりも、見えない振りをすることも時には大切かなと思います。

鹿内 : 今のお話で思い出しました。これまでの仕事の仲で、ご主人の希望をかなえるためにはどうしても予算を何百万円かオーバーしてしまうという事例があったんです。住まいというのは自分だけのものではないですし、普通ならそれだけ大きな予算オーバーだと「妻にも相談してみます」ということになるんですが、その方は相談されなかった。 その、相談しない理由というのが「妻は毎日、自分や子供たちになるべく安くて美味しいものを食べさせようとがんばってくれている。その彼女にこんな大きな額の予算オーバーを相談したら、逆にプレッシャーになってしまってかわいそうだ」と。そして奥様も「主人が納得したことなら、かまいません」と詳細を尋ねることはなかったんです。 夫婦は何でも話し合うのが良いと思われがちですが、僕はこのご夫婦に強い信頼関係を感じて感動しました。それぞれがお互いの領域を持っていて、そこに関しては踏み入れないというのは信頼していないと出来ないですよね。

川部 : お互いの役割をきちんと理解しあっている。すばらしいご夫婦ですね。相手を尊重しあっていないと、なかなかそうやって割り切って任せることは出来ません。

価値観が同じだからこそ結婚式の準備も楽しい

川部 : ところで、結婚式はどのようになさるんですか?

鹿内 : 結婚式は5月ごろを予定していますが、僕が設計を手がけたレストランで行う予定です。親類、友人などお世話になった方すべてに感謝の気持ちを伝えるために、自分たちで作った野菜を出してもてなそうと考えています。

川部 : ご自分で野菜を作る?

鹿内 : はい。そのレストランは「作り手の見える農産物を提供する」のがコンセプトなんです。それなら、結婚する自分たちが作ったものを提供するのも良いかなと。

川部 : ユニークですね。結婚式の準備も、ずいぶん楽しまれているようにお見受けします。

鹿内 : そうですね。彼女と価値観がが合っていたので、良かったです。もし価値観が合わなかったら、喧嘩が続いて嫌になっていたかも……(笑)。

川部 : じゃあ、結婚されてから喧嘩はない?

鹿内 : いやいや、やはりありましたよ。付き合いが長くても生活を共にするのは初めてだったので、細々とした違いが気になることもありました。彼女は色々とがんばってくれたんですが、それが逆に負担になったこともあって……。

川部 : でも、がんばってくれる姿が愛おしくなったりしましたでしょう?

鹿内 : 愛おしかったですけれど、反面、フォローをするのも大切だなと気付きました。今は「一人でがんばらずに、二人でやろう」と決めました。僕たちにとっては「がんばらないこと」が大事なんです。

川部 : ご結婚を決められたとき、ご両親の反応はいかがでしたか?

鹿内 : 報告したときは、やはり喜んでくれましたね。「結婚というのは長い付き合いだから迷惑をかけることもある」と、彼女の内面を見ていたことがわかりました。今度は、彼女のお父さんと共通の趣味を楽しんでみたいですね。サンセリテ青山の会員の方は、やはりご両親の反応というのは気にされますか?

川部 : 両親の価値観を気にする方もいらっしゃいますが、気にされない方もいます。ただ、ときにはご両親へのご挨拶に至るまで、私どもでサポートさせていただくこともございます。手土産は何にしたら良いか、どんな服装が良いかなど、第三者の視点を伝えておくとスムーズに進むこともございますから。会員の皆様には、結婚に限らず、どんなことでも相談していただきたいですね。

鹿内 : それはすごく良いですね。ちょっとしたマナーなど、なかなか人には聞きづらいことが結婚にはたくさんありますから。

住まい造りも出逢いも「自己認識」と「基礎」が大事

鹿内健

聞き手 : ちなみに鹿内さんは、結婚相談所についてどのようなイメージを持っていらっしゃいましたか?

鹿内 : 正直、よくわからなかったんです。でも外資系企業の勤めている友人などが「結婚につながる出逢いが少ない」と言っていますから、結婚を真剣に考えている方にとってはすごく重要なサービスだと思います。

川部 : サンセリテ青山の男性会員は、収入が高く専門性の高い職業の方が、女性会員は才色兼備の方がたくさんいらっしゃいます。でも必要以上に自信を失って、結婚に踏み切れない方も多いんです。よく言えば控えめなんですが、ご自身の素敵な部分に気が付いていない方も多い。

鹿内 : 結婚相手を探すというのは、理想の相手を探すというよりも、自分を見つめ直す「自己認識の場」とも言えるかもしれませんね。

川部 : その通りです。自己を再確認することによって、理想の人物像が変化することもあります。

鹿内 : 自分の長所や考えを、振り返るのですね。お見合いなどでは、どうすれば相手に良い印象を与えやすいですか?

川部 : 基礎がしっかり備わっていることでしょうか。昨年のバレンタインに「上司に求めることの1位は挨拶をすること」というアンケート結果が出たんです。しているつもりでも、していないように見えがちだからこそ、丁寧な挨拶も心がけるというのも基礎の一つ。基礎がしっかりしていないと、上辺だけ飾っても崩れてしまいます。

聞き手 : 「出逢い」も「住まい」も、基礎が大事、と。

鹿内 : それは仕事や結婚を通じて、切に感じます。実際、結婚と住まいには共通点がたくさんあるのではないでしょうか。結婚してみたら、「相手に求めていることは、自分に足りないものなのではないかな」と思い始めたんです。自分が掃除が苦手だから、相手にきれい好きでいてほしいとか(笑)。それって、住まい造りとすごく似ている部分があって。どんな人でも、理想の住まいを考えたときに出てくる希望というのは、おそらく今現在の住まいに不足している部分なんですよね。仕事や普段の仕事で足りない部分を補おうと、家を建てる人が多いんです。その条件は「利便性」だったり「くつろぎ」だったりと色々なんですが。 とくにくつろぎや安らぎに関しては、「ゆったりしたい」とか、「休日に外を眺めながら風呂をつかりたい」とかスタイルイメージで求めるケースが多いんです。

鹿内健

川部 : 男性会員の皆様も「家に帰ってきたら、こんなことをして安らぎたい」というイメージでお相手を探す方が多いみたいですね。

鹿内 : そういう、目には見えない価値観を引き出すというのは、設計の仕事と似ていますね。僕自身、建材や色といった具体的な希望よりも、見えない「理想イメージ」が成果となって喜ばれると嬉しいです。例えば僕が手がけた軽井沢の別荘は、「日常を忘れてゆっくりしたい」というご希望から、日の差し方によって時の移ろいがわかる「時計の要らない暮らし」をコンセプトに空間造りをし、大変喜ばれました。

川部 : 私どもの仕事で言えば、その方をより引き立てる方をご紹介するのも大切かな、と思うんです。例えば、「自分がしたい髪型」より「似合う髪型」を提案してくれる美容師さんが、個々の魅力を高めてくれる良い美容師さんではないかなと。私どもも同じで、「理想のタイプ」をふまえた上で「人間性を高めてくれるような、お似合いの方」をご紹介するのも大切かなと。そのことが新たな自己発見につながり、最終的にご成婚に至るケースが多いです。

鹿内 : 深いですね。それには、会員の方とカウンセラーの方の信頼関係は大切ですね。家造りも顧客とどれだけ信頼関係を築いて、どれだけ要望を聞いていけるか、より魅力を引き出せるかが大切。「どんなホテルが好きですか?」と質問し、そのホテルに泊まって空間作りを研究し、クライアントのイメージを引きだしたこともありました。やはり、住まい造りと結婚には共通点が多いですね(笑)

「好み」を表面化させれば「持ち味」になる

鹿内 : 会員の方の魅力を引き出すために、よくアドバイスされることは何ですか?

川部 : 男女問わず、凛としているたたずまいでしょうか。姿勢が良い、颯爽と歩く、心のこもった握手をするなど、人の魅力は所作から感じることも多いので。そして相手が求めているものをインプットすることです。

鹿内 : それはどんな仕事でも言えますね。僕も「きちんと目を見て提案してくれたから」とコンペを通ったことがあります。

川部 : 住まい造りをされるご夫婦は、どんな風に間取りを決められますか?

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鹿内 : たいていは女性がリードしますね。男性は趣味の部分、女性は台所やお風呂などの家事テリトリーでこだわりが多いです。要望をふまえた上で、暗いところからパッと広がりを感じさせるなど、変化を楽しめるような住まいを提案できるよう心がけています。

川部 : 変化を楽しむというのは、結婚生活にもつながる部分ですね。「インドア派と思っていたら、実はアウトドア好きなんだな」などの意外性のある魅力というのは、魅力を倍増してくれます。

鹿内 : 本当に、結婚と住まい造りは共通点がたくさんありますね。一番の共通点は「買い物が大きいところ」でしょうか(笑)

聞き手 : では最後に、これから住まい造りを考えるであろう会員の皆様に、設計のワンポイントアドバイスをお願いします。

鹿内 : どなたも、住まいに対する自分の好みがはっきりしているといいですね。男性は住まいの好みが表面化しないことが多いんです。「好み」という持ち味を持ってくれる施主に対し、スパイスや味付けをするのが建築家。自分が何を好きか認識すれば、建築士が形にします。ぜひ、自分の持ち味を探してください。何だかこのアドバイスも、結婚と共通点がありそうですね(笑)

鹿内 健

鹿内 健(しかうち たけし)

1978年、東京都出身。東京都立大学(現首都大学東京)大学院卒業後、オンデザインパートナーズに勤務。2007年に独立し、鹿内健 建築事務所を設立。これまでに手がけたのは、映画監督である行定勲氏の別荘や、温かくもインパクトのある土塗りのレストラン「六本木農園」など。

鹿内健 建築事務所 : http://st-architect.com/

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